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入れ歯のクラスプ(バネ)の種類

2019.11.13(水)

複数の歯を失ってしまった場合、「部分入れ歯」が治療の選択肢の一つになります。部分入れ歯には、人工歯と義歯床に加え、「クラスプ」と呼ばれる留め金が存在しており、お口の中に固定するのに役立っています。今回はそんなクラスプの種類について詳しく解説します。

▼クラスプとは

クラスプとは、部分入れ歯を残った歯に引っ掛けるための留め金です。保険診療の部分入れ歯では必須のパーツであり、金属で作られています。クラスプにはいろいろな種類があり、その独特な形態と金属色から、入れ歯を目立たせてしまう原因ともなっています。ちなみに、自由診療ではクラスプのないノンメタルクラスプデンチャーという入れ歯を製作することも可能です。

▼ワイヤークラスプとキャストクラスプ

クラスプは主に、ワイヤークラスプとキャストクラスプの2種類に分けることができます。ワイヤークラスプとは文字通り比較的細いワイヤーを使用したクラスプで、歯科医師や歯科技工士が直接曲げることで適切な形態を付与します。一方、キャストクラスプは金属を高温で鋳造したクラスプで、耐久性に優れています。それぞれで適応症やメリット・デメリットが異なることから、ケースバイケースで使い分けることとなります。

▼キャストクラスプの種類

キャストクラスプには、エーカースクラスプやリングクラスプ、RPIクラスプなどの種類が存在しています。これらは鋳造により製作されるという点は共通しているのですが、それぞれでデザインが大きく異なります。支台歯の状態や欠損が生じている部位によって使い分けることとなります。

▼まとめ

このように、ひと言でクラスプといっても使用する材料や装置に形によって細かく分類されており、それぞれの方のお口や歯の状態で最適なものを選ぶ必要があります。鶴岡歯科医院では入れ歯を製作する際には、なぜそのクラスプを選択したのかもできる限りご説明するようにしております。そうすることで、患者さまの入れ歯に対する理解も深まることかと思います。
私の専門にしている治療分野ですので少々マニアックになってしまいました(笑)