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唾液の役割について

2021.04.07(水)

私たちの唾液には、実にたくさんの役割があります。それはお口の健康を維持する上で重要なものばかりです。そこで今回は、唾液が担っている役割について解説します。

 

▼殺菌・抗菌作用

 

唾液が担っている役割として第一に挙げておきたいのが「殺菌作用・抗菌作用」です。唾液に含まれるいくつかの成分は、口腔内の細菌を殺したり、その活動を抑えたりする作用が期待できます。つまり、むし歯菌や歯周病菌が増えないよう、機能してくれているのです。

 

▼自浄作用

 

食事の最中には、たくさんの唾液が分泌されますよね。これは咀嚼した食べ物のカスがお口の中に停滞しないよう、洗い流すためです。専門的には「自浄作用」と呼ばれるものです。唾液の分泌が豊富であれば、食べかすなどがたまらず、歯垢の形成も抑えられます。

 

▼歯の再石灰化作用

 

私たちの歯は毎日「脱灰(だっかい)」と「再石灰化(さいせっかいか)」という現象を繰り返しています。むし歯菌が産生する酸はもちろん、酸性の食べ物を口にするだけでも、歯に脱灰現象は生じるからです。それを元に戻す再石灰化は、唾液に含まれるカルシウムイオンやリン酸イオンが担っています。ですから、唾液の分泌量が低下すると、脱灰現象ばかりが進んでしまい、むし歯のリスクも上昇します。

 

▼消化作用

 

唾液には、デンプンを分解する酵素であるアミラーゼが豊富に含まれています。ご飯やパンといった炭水化物を食べた際には、アミラーゼが働いて、消化しやすい形態まで分解してくれます。その他、唾液には口腔粘膜を保護する作用も期待できます。

 

▼まとめ

 

このように、唾液というのは単なる水のような液体ではなく、その中にはさまざまな成分が含まれ、口腔内の健康維持・増進に役立っています。それだけに、唾液分泌が低下して、口腔乾燥の症状が目立っているのであれば、改善すべきであるといえます。当院では唾液腺マッサージなど、口腔乾燥を改善する方法も提案することができますので、ドライマウスにお困りであればいつでもお気軽にご相談ください。

口腔ケアと誤嚥性肺炎

2021.03.24(水)

高齢の方がかかりやすい病気に「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」というものがあります。命を落とす方も多いこの病気は、口腔衛生状態とも深い関連があることがわかっています。そこで今回は、口腔ケアと誤嚥性肺炎の関係についてわかりやすく解説します。

 

▼誤嚥性肺炎とは?

 

誤嚥性肺炎とは、食べ物や飲み物を飲み込む行為である「嚥下機能」に異常が生じ、誤嚥することで肺炎を発症することを意味します。最近では、誤嚥性肺炎によってなくなられるケースが増えているので、もうすでにご存知の方も多いかもしれませんね。

 

▼誤嚥性肺炎の原因

 

誤嚥性肺炎の主な原因は、口腔衛生状態の悪化です。お口の中が汚くなると、細菌や真菌が繁殖して、その一部が唾液などと一緒に気管へ紛れ込んでしまうからです。とくに歯周病菌とは強い関連があることが判明しています。ですから、重症化した歯周病では、合併症として誤嚥性肺炎が挙げられます。

 

▼口腔ケアで予防する

 

誤嚥性肺炎は、口腔ケアを徹底することで、予防が可能となります。嚥下反射が衰えて、頻繁に誤嚥をするようになったとしても、細菌が一緒に送り込まれなければ肺炎を起こすことがないからです。そのため、誤嚥をよく高齢の方は、若い人以上に口腔ケアを徹底する必要があります。ちなみに、歯医者さんに「摂食嚥下リハビリテーション」を受けることで、正常な嚥下機能を取り戻すことも可能です。誤嚥性肺炎のリスクが高い人は、口腔ケアとリハビリという2つの方向から予防策を講じることが大切です。

 

▼まとめ

 

このように、口腔ケアと誤嚥性肺炎には密接な関連が認められますので、誤嚥が疑われる方や、歯周病が重症化している方は、積極的に摂食嚥下リハビリテーションや口腔ケアを受けるように努めましょう。口腔ケアは、プロフェッショナルケアとセルフケアを両立させる必要があります。当院までご相談いただければ、そのお手伝いができるかと思います。

 

誤嚥に気をつけたい食べ物について

2021.03.10(水)

昨今、誤嚥性肺炎を発症する高齢の方が増えてきています。口腔衛生状態とも関連の深い病気なので、オーラルケアには十分注意したいものです。さらに、食生活にも気を配ることで、誤嚥を防止することにもつながります。今回はそんな誤嚥に気をつけたい食べ物についてわかりやすく解説します。

 

▼口の中に貼りつきやすいもの

 

お口の粘膜やのどの奥に貼りつきやすいものは、誤嚥しやすい食べ物といえます。最もわかりやすいのは「焼きのり」や「わかめ」ですね。これらは若い人でもそうですが、お口の中が乾燥しがちな高齢の方ではとくに貼りつきやすい食品です。飲み込んだあとに喉の奥で停滞していると、誤って気管に入ってしまうことがあります。

 

▼水分が少ないもの

 

ジャガイモやサツマイモ、ゆでたまごといった水分の少ない食べ物も誤嚥しやすいです。飲み込んでもスムーズに流れていかないことから、何かの拍子に気管へと入ってしまう場合があります。

 

▼噛み切りにくいもの

 

こんにゃくやきのこ、イカのように、なかなか噛み切ることができない食べ物も誤嚥を誘発します。とりわけ、残った歯の数が少なかったり、咀嚼能力が低下していたりする高齢の方は注意が必要です。

 

▼口の中で粉々になるもの

 

ピーナッツなどの豆類やひき肉などは、咀嚼していく中で粉々になっていきますよね。そういった食品は、誤嚥を誘発するので注意しましょう。日頃から誤嚥が目立つ人は、飲み込みやすい食べ物を優先して摂取することが大切です。

 

▼まとめ

 

このように、誤嚥しやすい食べ物には、わかりやすい特徴がありますので、上記の内容を参考にしてください。料理にとろみをつけたり、水分量を多くしたりすることで、誤嚥を防止することも可能です。いずれにせよ、誤嚥が心配になる方は当院までご相談ください。歯医者さんは摂食嚥下の専門家でもあるので、有効なアドバイスができることかと思います。適切な歯科処置を施すことで、誤嚥しにくい口腔環境を築くこともできます。

 

咀嚼能力に関する検査についても、当院で実施可能です。

まずはお気軽にお問合せください。

咀嚼能力と健康余命・平均余命の関係

2021.02.24(水)

私たちの歯は、口元の審美性を左右したり、発声に関与したりと、さまざまな機能を担っています。その中でも一番重要なのは、やはり「咀嚼機能」です。歯の健康を保つことで、適切な咀嚼能力も維持され、健康余命や平均余命にも良い影響を与えます。今回はそんな咀嚼能力と健康余命・平均余命の関係についてわかりやすく解説します。

 

▼偏りのない食習慣

 

自分の歯でしっかり噛めるということは、いろいろな食材を摂取できることを意味します。硬いものから軟らかいもの、あるいは噛みにくいものまで、幅広い食品を口にすることができます。その結果、偏りのない食習慣を身に付けることができるのです。

 

▼唾液の分泌が促進される

 

咀嚼能力が高いと、効率良く食べ物を噛むことができ、唾液の分泌も促されます。そうすると、唾液による抗菌作用や殺菌作用、自浄作用などが発揮され、細菌感染症にかかりにくくなるのです。具体的には、むし歯や歯周病だけでなく、風邪やインフルエンザなどの発症リスクも抑えることにつながります。

 

▼嚥下機能も正常に保たれる

 

私たちが食べ物を飲み込む時には、舌や口腔周囲の筋肉などが連携します。咀嚼能力が高いと、これらの筋肉も良く働き、食べ物を飲み込む機能も正常に保たれます。その結果、誤嚥性肺炎などの重篤な病気を予防できるのです。さらには、よく咀嚼することで、胃腸への負担が減り、栄養素も効率良く摂取できるようになります。

 

▼咀嚼能力の維持による健康余命・平均余命の延長

 

上述したように、咀嚼能力が正常に維持されると、お口だけなく全身の健康維持・増進にも役立ちます。これはそのまま健康余命・平均余命の延長にもつながっていくのです。

 

▼まとめ

 

このように、歯を健康に保ち、正常な咀嚼能力を維持することで、健康余命・平均余命は延長されますので、日頃から、口腔ケアには十分に配慮しましょう。むし歯や歯周病を予防することは、全身の健康にも良い影響を与えるのです。当院では咀嚼能力に関する検査や舌圧の検査を実施しています。自分のお口の機能の回復も含めた定期健診を当院で受けてみませんか?

歯槽膿漏と歯周病の違いとは?

2021.02.10(水)

テレビやネットなどで、歯槽膿漏(しそうのうろう)という言葉をよく見聞きしますよね。歯茎の病気であることはすぐわかると思いますが、歯周病とはどのように違うのか気になるところかと思います。そこで今回は歯槽膿漏と歯周病の違いをわかりやすく解説します。

 

▼歯周病とは?

 

歯周病とは、歯茎や歯根膜、歯槽骨といった歯周組織に生じる炎症性疾患の総称です。歯周病は病気の進行度によって、歯肉炎と歯周炎の2つに分けることができます。冒頭でも述べた歯槽膿漏は、このうちの歯周炎のひとつの症状を表しているのです。

 

▼歯槽膿漏は歯周炎の症状のひとつ

 

歯肉炎は、歯茎である歯肉(しにく)に炎症反応が限定されている段階です。一方、歯周炎は歯根膜や歯槽骨にまで炎症が広がり、症状も重症化しています。そして、歯茎に膿の塊が生じたり、そこから膿が漏れ出てきたりする症状を歯槽膿漏と呼んでいるのです。そのため、歯槽膿漏は重症化した歯周病のひとつの症状と表現することが正しいといえます。

 

▼軽度の歯周病との違い

 

軽度の歯周病では、歯茎に膿が溜まるようなことがなく、基本的な治療で症状を改善することが可能です。一方、重症化した歯周病である歯槽膿漏は、基本的な治療だけでは改善できないことも多々あります。すでに形成されてしまった深い歯周ポケットを除去するために、外科処置が必要となることもあります。細菌の活動が活発化していることもあり、抗菌薬を投与する場合もあります。いずれにせよ、できるだけ早期に治療を開始することが重要です。

 

▼まとめ

 

このように、歯槽膿漏は歯周病の一種であり、大まかにいえば違いがあるわけではありません。厳密にいえば、重症化した歯周病である歯周炎のひとつと症状といえます。歯肉炎との違いも踏まえ、その特徴についてはしっかり理解しておきましょう。当院では、薬を使った歯周病治療など様々な治療方法をご用意しております。歯茎に違和感を感じたら、当院までご連絡ください。

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