ブログ|鎌倉駅で歯科をお探しの方は鶴岡歯科医院まで

  • 鎌倉駅・鶴岡歯科医院・電話
  • 鎌倉駅・鶴岡歯科医院・メニュー

記事一覧

タバコと歯周病の関係性

2020.07.29(水)

皆さんは、喫煙習慣と歯周病には密接な関係があることをご存知でしょうか?タバコといえば、肺炎や肺がんなど、呼吸器に対する悪影響が大きい疾患であるだけに、口腔疾患である歯周病との関連はなかなかイメージしにくいですよね。そこで今回は、タバコと歯周病の関係性について詳しく解説します。

▼タバコは歯周病のリスク因子

歯周病には、細菌の温床となる歯垢や歯石以外にもいくつかのリスク因子が存在しています。例えば、糖尿病やストレスなどが有名ですが、実は喫煙習慣も歯周病のリスクを引き上げるということが科学的に証明されています。ですから、毎日吸うたばこの本数が多ければ多いほど、歯周病にかかるリスクは高まるものとお考えください。

▼タバコは歯周組織の血行を悪くする

タバコの煙には、血管を収縮させる作用があることから、歯茎を始めとした歯周組織の血行を悪くする作用が存在しています。その結果、歯茎など末梢の組織の免疫力が低下し、歯周病菌に感染しやすくなるのです。

▼タバコのヤニが細菌の温床となる

タバコに含まれるヤニは、ベタベタとした粘着性の物質で、歯の表面にへばりついてしまいます。そこを足場として、歯周病菌が定着し、感染を起こすまでに繁殖するのです。

▼口腔乾燥によって細菌の繁殖が促進される

喫煙習慣があると、口腔内が乾燥しやすくなり、唾液による自浄作用や殺菌作用、抗菌作用などが期待できなくなります。そうなると、歯周病菌の活動も旺盛となるのは容易に想像できますよね。ちなみに、口腔乾燥は歯周病菌だけではなく、虫歯菌やカンジダ菌などその他の細菌、真菌の活動も活性化させるため要注意です。

▼まとめ

このように、タバコを吸う習慣があると、歯周病のリスクは明らかに上昇しますので、できれば禁煙することが大切です。喫煙習慣をやめることは、歯周病の予防につながるだけでなく、全身の健康にも大きく寄与しますので、積極的な禁煙をおすすめいたします。

歯周病の検査って何をするの?

2020.07.22(水)

「歯茎が腫れている」「歯磨き後に出血がある」といった症状でご来院の方には、はじめに「歯周組織検査」というものを実施させて頂きます。歯周病にかかっているかはもちろんのこと、どのくらい進行しているかもある程度、評価できる検査で、それほど長い時間もかかりません。今回はそんな歯周病の検査について詳しく解説します。

▼歯周ポケットの深さを測る

歯周病の検査でまず重要となるのが「歯周ポケット」の深さです。歯周ポケットというのは、健康な人でも1~2mm程度存在しているのですが、これが4mm以上ともなると、歯周病にかかっている可能性が極めて高くなります。重症化した歯周病では10mm以上にまでポケットが深くなることもあり、歯周病の進行度を評価する上でも有用な検査です。

▼歯茎からの出血の確認

プローブと呼ばれる器具で歯周ポケットの深さを測った際には、歯茎からの出血が認められるかどうかも確認します。プロービングして30秒ほど経過してから出血が認められる場合は、今現在、強い炎症反応が起こっていることを意味します。

▼歯の動揺度の検査

歯周病が進行すると、歯がグラグラと動揺するようになります。そこで歯周病の検査では、ピンセットを使って歯を1本1本検査し、動揺しないかを調べます。

▼レントゲン撮影

歯周組織検査で異常が認められるなど、さらに詳しい検査が必要となる場合は、レントゲン撮影を行うこともあります。レントゲン撮影をすることで、口腔内では確認することができない歯の根っこや歯槽骨の状態まで検査することができます。これもまた歯周病の進行度を調べる上で有用な情報となります。

▼まとめ

このように、歯周病ではいろいろな検査を行いますがいずれも比較的簡便な方法で歯周組織の状態を調べることができます。定期診察でも行っている検査ですので、気になる方はお気軽にご相談ください。歯周病の早期治療・早期発見に役立てることができる有用な検査です。

歯周病になる原因は?

2020.07.08(水)

歯周病は、「サイレントディジーズ(沈黙の病気)」と呼ばれるほど、自覚症状に乏しい病気です。そのため、軽度の段階ではかかっていることに気付きにくく、自覚した頃には重症化していることも珍しくないのです。それだけに、歯周病は早期に発見することが何よりも重要なのですが、その上で重要となるのは「歯周病の原因」について詳しく知ることです。

▼歯周病菌への感染

歯周病を発症する根本的な原因は、歯茎が歯周病菌に感染することです。P,g菌に代表される歯周病菌がお口の中で増殖し、歯茎に炎症をもたらします。そうして発症するのが軽度の歯周病である「歯肉炎(しにくえん)」です。では、歯周病菌はどういった条件で繁殖しやすくなるのでしょうか?

▼歯垢や歯石が歯周病菌の温床となる

歯周病菌は、歯の表面に付着するための足場がなければ、繁殖することができません。その足場となるのは、皆さんもよくご存知の歯垢や歯石といった歯の汚れです。これらが歯周病菌の温床となって、歯茎への感染を引き起こしやすくさせます。

▼お口の中を清潔に保つことが大切

歯周病の原因となる歯垢や歯石を取り除くことで、歯周病菌の数は大きく減少します。それを目的として行われるのが「歯周基本治療」です。歯周基本治療では、歯のクリーニングやスケーリング(歯石除去)・ルートプレーニングなどを行い、歯の表面に付着した汚れを徹底的に除去していきます。そうすることで口腔内の歯周病菌の数が減り、炎症反応も消失していくのです。そのため、普段のセルフケアをしっかり行うことでも、歯周病の原因を取り除くことは不可能ではないのです。毎日の歯磨きをていねいに行って、歯周病菌が繁殖しにくい清潔な口腔環境を確立していきましょう。

▼まとめ

このように、歯周病の原因は歯周病菌の口腔内での繁殖であり、歯茎への感染です。これらを防ぐには、お口の中を清潔に保つことが一番ですので、毎日の歯磨きをしっかりと行っていきましょう。鶴岡歯科医院では唾液検査、位相差顕微鏡などを用いてお口の中に隠れたリスクをより詳細にお調べすることができます。ご自身やご家族のお口の状態についてより詳しくお調べしたい方はお気軽にご相談ください

歯周病と早産の関係性 ~歯原性菌血症について~

2020.07.01(水)

歯周病は歯茎に炎症をもたらしたり、顎の骨を溶かしたりする病気ですが、重症化することで早産や低体重児出産を招くことがあります。一見すると、何ら関係のないものに見えますが、そこには科学的な裏付けのある関係性が存在しているのです。今回はそんな歯周病と早産・低体重児出産との関連について詳しく解説します。

▼繁殖した歯周病菌が全身へと広がっていく

軽度や中等度の歯周病であれば、歯周病菌もそれほど多くは繁殖していません。歯垢や歯石、歯周ポケット内にとどまっているのが普通です。それが重症化するにつれ、歯周病菌の繁殖が進むと、血管へと侵入して全身へと巡っていく(歯原性菌血症)ことがあるのです。これが歯周病によって全身疾患のリスクが上昇する主な原因です。

▼歯周病が子宮に与える悪影響

歯周病菌の死骸や産生した物質、身体から分泌された炎症性物質などが子宮へと到達すると、子宮においても炎症反応などが生じることがあります。これは妊娠中の女性にとってはとても深刻な問題で、場合によっては早く胎児を身体の外に出すように刺激してしまうことがあるのです。その結果生じるのが早産や低体重児出産です。予定よりも早く出産してしまうことから、生まれてきた赤ちゃんにもさまざまな異常が認められることが多いです。

▼「たかが歯周病」とは考えない

歯周病は、日本人の8割以上がかかっているともいわれている国民病で、軽度の人もたくさんいらっしゃいます。また、痛みなどの症状が現れにくい病気どもあることから「たかが歯周病」と思われがちなのですが、重症化することで出産の異常など、深刻なトラブルを引き起こすこともあります。脳卒中や心疾患なども誘発しやすいことから、すべての人が注意すべき病気といえます。

▼まとめ

このように、重症化した歯周病では、炎症性物質などが子宮へと到達することで早産や低体重児出産などを引き起こすことがわかっていますので、今現在妊娠されている方やこれから妊娠予定の方は、歯周病の予防や症状のコントロールをしっかり行っていくことが大切です。鶴岡歯科医院では唾液検査、位相差顕微鏡などを用いてお口の中のリスクを調べる検査を行っております。ご興味のある方はお気軽にご相談ください。

子どもの矯正治療は保険適用されるの?

2020.06.24(水)

大人の矯正治療である「歯列矯正」は、原則的に保険が適用されません。そのことをご存知の方は多いことかと思います。やはり、歯列矯正というのは、審美面の改善という側面が強いことから、保険適用されることは難しいのです。そこで気になるのが子どもの矯正治療における保険の扱いですよね。

▼小児矯正も原則的に保険は適用されない

小児矯正というのは、歯列矯正とは異なり、顎の発育を正常に促すことを目的としています。けれども、原則的には保険が適用されないということを知っておいてください。やはり、すべての小児矯正で保険を適用させてしまうと、国の医療費が大きく膨らんでしまうことから、原則的に適用外にせざるを得ないのでしょう。

▼保険が適用される小児矯正もある?

実は、一部の症例に限っては、保険適用される小児矯正も存在しています。具体的には、先天的な病気が原因の顎変形症や顎骨の発育不全、多数歯に及ぶ欠損などです。これらは外科矯正などを実施してその症状を改善しなければ、全身の発育にも大きな悪影響が及ぶことから、保険が適用されます。

▼小児矯正を受けることで医療費の抑制につながる

第一期治療である小児矯正に保険が適用されないのであれば、第二期治療である成人矯正から施術を開始した方が、医療費を安く抑えられそうなものですが、実際はその逆です。骨格的な問題をダイナミックに改善することができる小児矯正を受ければ、歯並びを細かく整える歯列矯正の必要性も低くなるからです。その結果、矯正治療にかかるトータルのコストを抑制することにつながります。また、第二期治療が必要となったとしても、抜歯が不要であったり、治療期間を短縮できたりするなどのメリットが得られます。

▼まとめ

このように、子どもの矯正治療には原則的に保険が適用されません。けれども、顎の骨の発育期に適切な治療を受けることで、矯正にかかるトータルの費用を抑制することにはなります。お子様の歯並びでお悩みの方はお気軽にご相談ください。

1 2 3 4 5 6 20